カミングアウトしたくないゲイのコミュニケーション術(飲み会編)
- 掲載:2015年06月17日
- 更新:2015年07月29日
- 旅行・おでかけ

カミングアウトしたくないゲイにとって、恋愛トークや合コンの誘いは辛いものがありますよね?
そこで今回は飲み会の席を例に、カミングアウトしたくないゲイ視点でのコミュニケーション術をご紹介していきます!
恋愛トークを避ける方法!

私たちゲイにとって、「誰が好き?結婚しないの?」という恋愛トークは、答えに困るものがあります。そんな恋愛トークが始まった際の選択肢として、「話を適当に合わす」方法が挙げられます。
私の場合、「今は気になる人がいないから、良い人が見つかるまで待っています!」といった具合に、話を合わせていましたね。
ただ話を合わせすぎると、必要のない嘘も増えてしまいます。
なので「これもコミュニケーション能力を高めるための訓練だ!」と思考をチェンジし、恋愛トークをあえて楽しむ選択肢もアリかもしれません。
またお酒が入っているからこそ、普段は聞けない相手の本音について聞けるかもしれません。 この際にゲイやLGBTについて、軽く質問を投げかけてみるのも良いかもしれませんね。
合コンに誘われたらどうする?

合コンに誘われた場合、選択肢は「行くor行かない」の2択です。
私はいつも「行かない」を選んでいましたが、その際に使っていた言い訳をご紹介します。
- 「その日は予定が既に入ってるんだ。ごめん。」
(とっさに言える癖を付けておかないと、断りづらくなる。) - 「気になる人が出来たから、合コンは遠慮しておく。」
(後で架空の彼女について質問されたりすると厄介・・・。) - 「今月は金欠だからパス!」
(給料日前後だと使いづらいセリフです・・・。) - 「合コンで失態を犯した過去があるからパス!」
(意味深な雰囲気を作る必要があるため、嘘が苦手な人にはオススメしません!)
どれも多少のリスクはあるので、まんべんなく使うのがポイントです。 ただ個人的に、合コンがどんなものかを経験しておく事は、悪い事ではないと思います。
その人の立場や環境に合わせて、ベストな選択肢を選んでみてください。
嘘との上手な付き合い方!

カミングアウトしないゲイにとって、世間や周りに対する嘘はどうしても必要な時があるでしょう。ただ中には、嘘が苦手なゲイの方もいる事でしょう。
そこでお勧めなのが、ある程度の偽り設定を用意しておく事です。 例えば「彼女持ちで遠距離恋愛中」と設定しておくと、とりあえずは女性からメアド交換や告白が来ても、上手く断る事ができます。
また同僚に結婚について聞かれたとしても、設定に沿って話を合わす事で、それなりの対応ができます。
相手をだます事は良くない事ですが、私たちゲイは一般の人たちとは異なる立場があります。 よって「嘘も方便」という言葉のように、時には上手く嘘でカバーしてみる事が、お酒の席では一番効果的なのかもしれません。
そしてもし嘘で身を固めるのが辛くなったら、その時はカミングアウトを考えるタイミングなのかもしれませんね。
ちなみに私自身、まだカミングアウトはしていませんが、いつかは信頼し合える人たちにカミングアウトをして、美味しいお酒を飲んでみたいものです。
この記事を書いた人
ライター業に勤しむアラサーのゲイです。 旅行が大好きで、暇さえあればどこかに出かけています。ゲイティーを少しでも盛り上げていけるよう、頑張ります! ちなみにカミングアウトはまだしておりません。