「僕はゲイです」カミングアウトしてきた友だちにインタビューしてみた!

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先日久々に会った高校時代の友だちが、いきなりゲイである事をカミングアウトしてきました。 彼がカミングアウトをしてきた理由や彼の悩みについて、色々聞いてみた内容をまとめたいと思います。

カミングアウトされると人は焦る?

まずはじめに、突然のカミングアウトをされた私はどうしていいのか分からず戸惑ってしまいました。 というのも、まさか彼が私と同じゲイであったなんてこれっぽっちも思っていなかったからです。

ですが彼は平然とした様子で、こちらが取るリアクションにも慣れている様子でした。 どうやらカミングアウトされた側のリアクションは、その人の心構えが少なからず影響するようですね。

彼がカミングアウトした理由

カミングアウトをした理由について尋ねてみると、彼は次のように語ってくれました。
「本当の自分を隠す事に疲れただけ。」

この言葉を聞いて、痛いほど理解ができました。
だから彼は、カミングアウトをする道を選んだわけですね。

カミングアウトできなかった自分

せっかく彼からカミングアウトをされたのに、私自身はカミングアウトができませんでした。 むしろノンケであるかのような振る舞いをしてしまい「自分をまた偽っている・・・」という、ちょっとした罪悪感を抱きました。

この時、私は「まだまだカミングアウトできない人間なんだな」と思い知りました。 もっと自分の中で整理ができたら、きっと信頼できる人から順番にカミングアウトをしていくんでしょうね。

ちなみに彼からは「機会があれば何かの形で記事に書いてね!」と言われています。 だからこそ、こうした形で記事にさせてもらいました。

彼が抱く将来の不安に共感

お酒も入り、段々と「将来の不安」に関する話題となりました。
子どもが欲しいけどゲイだから無理なんだ。それがちょっと辛い。」

また彼は老後の不安についても語ってくれました。
「大抵の人は結婚して家庭を持って死んでいく。でもゲイの場合だとそれは難しい。」

彼と同じように老後の心配をしているゲイは、決して少なくないでしょう。

板挟みの彼の心境

そんな老後について考えると、自然と「パートナーが欲しい」と思うものです。 ですが彼には、ちょっとした悩みがあったんです。

彼氏が欲しい気持ち欲求を満たしたい気持ちの両方に板挟みされている・・。」 こうした悩みも、少なからず多くのゲイが抱いているのではないでしょうか?

結局彼は、男性と別れては付き合う形を繰り返している状態でした。 恋愛に関するゲイの悩みは、ちょっと複雑で周りからは理解され難いものなのかもしれません。

改めて自分らしさとは?

ですがどんな時でも「自分らしさ」を忘れてはいけません!
彼はカミングアウトする生き方を選んだ事で、前よりも楽しい人生をおくっていると話してくれました。

また彼にカミングアウトされた事で、私は改めて自分らしさについて振り返る事ができました。 私の場合、今の自分らしさは「ゲイとしてひっそりと生きていく事」です。

ですがいつかは、彼のように自身の重りを脱ぎさりカミングアウトをしてみたい!とも思っています。 「多様性があるからこそ世の中は面白い!」

彼のカミングアウトで、そんな事を学んだ気がします。

この記事を書いた人

てっちゃん

ライター業に勤しむアラサーのゲイです。 旅行が大好きで、暇さえあればどこかに出かけています。ゲイティーを少しでも盛り上げていけるよう、頑張ります! ちなみにカミングアウトはまだしておりません。

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