【体験談】ゲイカップルの長続きのコツ・秘訣とは!?
- 掲載:2015年08月04日
- 更新:2016年03月07日
- オピニオン

ゲイの友人を見ていると、ゲイカップルはノンケと比べてなかなか長続きしないという印象を持ちます。
結婚や子育てといったイベントが無い分、自由度の高い恋愛をし続けて気づけば取っ替え引っ変えな状況に陥っている人も中にはいます。
東京都渋谷区で同性パートナー条約が施行され、世の中がゲイの恋愛を応援している中で、いつまでも自由を求めた恋愛をし続けていると、気づけば自分だけ置いてけぼりになっている日がくるかもしれません。
そこで、現在4年目の相方を持つ筆者が長続きする秘訣を伝授します。
出会い方が肝心

ネットが普及した現在はゲイバーだけでなく、スマートフォンやパソコンの中に出会いが溢れています。
簡単に会えてしまう分、一回一回の出会いの価値を感じず、あっけない夜の営みを終えて終了してしまうケースが増えてきてしまいます。
体験談から言うと、付き合ってから最低1ヶ月は体を交えないことをおすすめします。付き合う前もよろしくありません。まずは心がしっかりと繋がってからお互いを理解することで、お付き合いが長続きすることに繋がります。
そもそも恋愛をしていない?

3年以上相方と付き合って分かったことは、付き合って1年以内はそもそも恋愛とは呼べないということです。
1年以内にすぐに破局してしまう人は、ただ刺激を求めているだけという見解です。3年経っても相方に対し新しい発見や気づきがあります。
同棲し相手方の家族や兄弟と繋がりを持つことになれば、恋愛は2人だけの問題ではなく、たくさんの人が関わってくることになります。
もし同性婚が日本でも合法化することになれば、恋愛に対し責任を持った人にとっては良い制度となり、刺激だけを求めている人にとってはみんなから置いていけぼりにされてしまいます。
浮気問題

一番ネックなのが浮気問題です。お互い男である以上、相手の性欲事情を理解できてしまう分、どこからが浮気なのかという問題に直面します。
ネットで簡単に出会いがある分、リーズナブルに浮気をすることができてしまいます。
賛否両輪ある問題ですが、カップルが長続きするという点から話すと、筆者はバレなければ浮気ではないという考えです。
幸い、まだ夜の営みが続いているのでその心配はありませんが、男ならたまには他のおかずを味わってみたいという気持ちも分からなくはありません。
お互いが本当に信頼できている関係であるなら、浮気問題も大人の対応として乗り越えられるのではないかと思います。ただ、浮気をしないのが1番ですけどね。
パートナーシップ制度と同性婚

ゲイの恋愛が続きづらいのは、個人的権で言うと社会的責任がないからではないかと思います。
結婚や子供の縛りがないゆえ、肉体美や外見などの刺激物にばかり目がいってしまい、真剣なお付き合いができないのかもしれません。
しかし、パートナーシップ制度が施行された現在、同性婚が合法化が可決すれば、結婚を望んでいたカップルが次々と結婚していってしまい、気づけば自分だけが時代に取り残されてしまうという状況も起こりえます。
筆者は恋愛観の根底に、ゲイもノンケも関係ないと考えています。家族に言えない状況だとしても、付き合うことに社会的責任を持つべきだし、恋愛を通してお互いに成長していかなければいけないと思います。
この記事を書いた人
平成生まれの執筆狂です。座右の銘は、適材適所。アイドルと筋肉をこよなく愛する仕上がりになっています。友人、家族にもオープンなゲイです。オープンな方、そうでない方、ともに楽しめるサイト作りをしていきたいと思っています。