競パンを買ったら穿く前にすべき3つのこと
- 掲載:2016年08月23日
- ファッション・美容
ゲイの中には競パンに興味を抱いて、眺めているだけではなく自分もプールで穿いてみたいと思っている人も多のではないでしょうか。
現在の競泳用水着は競パンからハーフスパッツに置き換わり、競パンは表舞台から姿を消して久しいですが、かつて競泳用水着は競パンが唯一の存在だった時期が永いので、そこで培われたノウハウやお約束がいろいろあります。
そんな競パンを買ったら、プールで穿く前にしておくと良いことを紹介したいと思います。
腰紐をクロスさせる
競パンのフロント中央の内側に腰紐がついています。この腰紐をクロスさせておくと、競パンに着替えるときにスムーズですし、一重結びをしなくて済むことが余計な膨らみを防ぎ、見た目がすっきりします。
買ったばかりの競パンの腰紐は、このようになっています。
競パンの腰紐は結ばず、左右に引いて腰の両側に差し込み固定するのが“お約束”です。
ただしこのままだと、一重結びをしないと左右に引っ張ることができません。そこで腰紐を腰の部分の、袋の中を通してクロスさせます。
袋の部分はタイトにできているので、素手で通すのは慣れないと大変です。
写真のような裁縫用品を使うと楽にできます。100円ショップでも売っているので、手軽に入手できます。
腰紐の片方をいったん腰の袋の中に入れ、反対側の穴から引っ張り出します。
もう一方も同様にして、腰紐のクロスは完成です。
クロッチを切り取る
クロッチ(股間に縫い付けてある当て布)を切り取る人も結構います。
股間の膨らみを抑えたり、生地の色や厚みなどによって透けることがあるのを防ぐためについているのですが、そんな配慮は不要だと思う人は、切り取ってしまうのも良いでしょう。
クロッチを切り取るときは、くれぐれも慎重に。
切り取るとき、はさみの先端にうっかり本体の生地を挟んでしまって、競パンに小さな穴を開けてしまいがちです。
クロッチは意外に切りにくいので、はさみの切れ味は重要です。
はさみは手近にあるような紙切り用ではなく、切れ味の良い裁ちはさみを使うことによって、穴を開ける失敗は大幅に少なくなりますし、切り口もきれいに仕上がります。
透け過ぎに注意
クロッチを切り取る場合は、競パンの生地の色や性質にも気を使いましょう。
淡色系の生地の中で透け防止を考慮していない生地の場合は、水に濡れると透けてすぎて黒々としたり、股間の中身の形が浮き上がりすぎたりします。
そのような姿でプールにいると、他のお客さんからの苦情が出ることがあります。
お客さんからの苦情は困るので、プールの監視員は常に気にしています。注意を受け、別の水着に穿き替えるよう求められることもありますので、一般のお客さんにも受け容れられる程度かどうかは、常識で判断しましょう。
品質表示タグを切り取る
競パンのバックの内側中央に、白い品質表示タグがついています。
淡色系や、濃色系でも薄い生地の場合は、品質表示タグが透けて見えることがあります。晴天の屋外プールのように光が強い場合や、水に濡れている場合は目立つことがありますので、気になる人はクロッチと同様に切り取ってしまいましょう。
まとめ
競パンは鍛えた体をいっそう引き立たせてくれる強力なアイテムです。 慣れている人は、手際よく競パンに着替えて颯爽とプールに登場してきます。
競パンを穿くことへの慣れと事前準備が自然で洗練された所作につながり、あなたの競パン姿をより魅力的に見せること間違いなしです。
この記事を書いた人
競パンを穿きたくて水泳部に入ってしまったという過去をもつ行動派の競パン狂い。 その結果水泳も好きになり、今も競パンを穿いてプールで泳ぐのが一番の気晴らしになっ ています。 表向きはノンケ生活をしながら、かつては電子機器の開発エンジニアをしていましたが、 心境の変化によりキャリアチェンジ。多種多様な経験を生かそうと、今は経営や法律を学 んでいます。