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皆さんはスクールカウンセラーをご存知ですか？

生徒達から悩みや相談を個別に聞き、相談役になってくれる有り難い存在です。 私が高校生だった頃、ゲイである事にかなり悩んでいた時期がありました。

そこでゲイである事をカミングアウトしようと思ったわけですが、はたしてスクールカウンセラーにゲイである事を相談しても良いものなのか？

自身の経験を踏まえながら、学生向けにお話したいと思います。

まずは人間観察から始めよう！

自分がゲイである事をいきなり相談するのは、避けた方が無難です。 やはり相手がスクールカウンセラーだからといっても、どういった人物なのかを、知らない内から相談するのは避けた方が良いでしょう。

特にゲイである事をカミングアウトする事は、かなりその人の核心に迫る告白となりますよね？

仮に話が外部に漏れた場合、家族や周りの友だちとの関係がギクシャクしてしまう事は十分考えられます。

その時、皆さんはどうしますか？

人によっては相手の事、そして社会全体の事を恨んで心を閉ざしてしまうかもしれません。

そうした事も全て考えた上で、まずはスクールカウンセラーがどういう人物なのかを、ゆっくり観察してみましょう！

相手を信頼してはいけないって事？

色々な人たちが生活している世の中で、相手を信頼するという事はとても大切な事であり、同時に素敵な事でもあります。

特に恋愛においては、相手を信頼する事は相手を思いやる事にも繋がりますからね。 ただ私たちゲイのカミングアウトは、その人の生まれ育った環境により、大きくリスクを左右されるものだと、私自身はそう思います。

だからこそスクールカウンセラーに相談する際は、まずは自身の目でしっかり相手を理解して、その上で相談するかどうかを決める事が大切です。

スクールカウンセラーは口が堅い？

そこで気になるのが「スクールカウンセラーの人は口が堅いのか？」という点です。 まず言える事は、スクールカウンセラーの人たちが相談された内容を外に漏らす事はありません。

どうしても心のモヤモヤが取れない人は、思い切って相談してみると良いでしょう。 客観的な立場で物事を聞いてくれ、時には専門的なアドバイスも貰えるためお勧めです。

ただし例外があり、相談内容が生徒自身の命に係わる内容だったりした場合、学年主任の先生方や管理職の人たちに情報をシェアする事は考えられます。

よって命に係わるような相談でない限り、スクールカウンセラーの人が外部に情報を漏らす事はありません。

まとめ

学生時代ほど、ゲイとして悩める時期は他にはないでしょう。 ですがそこで得た経験や知識は、必ずや大人になって活きてきます。

もしこの瞬間、ゲイである事に苦しい想いをしている人がいたら、スクールカウンセラーに相談してみるのも一つの選択肢です。

それでも仮に、どこにも相談するような場所がなければ、またゲイティーに立ち寄ってみてください。

こんなに同じ環境の人たちが集まれるアットホームな場所は、他にはないと思います。 色んな生き方・考え方を、ゲイティーを通して皆でシェアできたらステキですね。