ゲイマッチングアプリ「Bridge」登場!完全会員制の真面目な恋人探し
- 掲載:2016年05月11日
- 更新:2016年05月23日
- ライフスタイル

性的少数者(LGBT)向けのビジネスを展開するエイジィ株式会社(東京都中野区)は、「完全会員制の真面目な恋人さがし」ができる、gay(ゲイ)向けのマッチングアプリ「Bridge」(ブリッジ)を、本日公開すると発表しました。このアプリでは、厳格な入会審査を設けたり、完全有料会員制としたりすることで、真面目な出会いができる場とするということです。
開発背景とコンセプト
「真面目な恋人探し」を実現するサービスがなかった
Bridge(ブリッジ)のコンセプトは、「完全会員制の真面目な恋人さがし」とのこと。開発企業である、エイジィ株式会社(以下、エイジィ)の代表取締役の高田圭さんが「ゲイの方々から、『真面目な出会いを求めているが、その要望を満たすサービスがない』という話を聞いた」のが、このアプリの開発背景とか。
社内外のゲイの方に協力してもらいながら完成
高田さんによると、特にカミングアウトをしていないゲイの方は、真面目に恋愛をしたいと思っても、自分の性的志向を知られたくないため、その機会が少ないという。そこで、社内外の当事者に協力してもらいながら、「真面目な出会いの場を作るため、各種制度や仕組みを整えた」(高田さん)のですって!
各種制度で、「真剣な出会い」の場を提供
Bridge(ブリッジ)における、各種制度や仕組みとは、▽公序良俗に反するメッセージを監視する「24時間監視制度」、▽身分証の撮影画像の提出やFacebook認証による「個人認証制度」、▽職業・年収・自己紹介文などを元に入会の可否を審査する「入会審査制度」など。その中でも真面目な出会いの場を提供するため、最も重要な制度は、「完全有料会員制」だという。
完全有料会員制で、いたずら目的の入会をさせない
これらの制度を採用する理由としては、「入会基準を厳格化することで、真剣な出会いの場を求めている方のみが出会える場とするため」(高田さん)ということでした。確かに、完全有料会員となってまで、いたずらをしたり、場を荒らしたりすることは、あまり考えられないですからね。
利用開始までのプロセス
利用開始までは、下記の流れになるという。

まずは、「1.会員申請」について、順番に説明しましょう。
1.会員申請
① Facebook認証

Facebook連携により、本人確認を実施。友達が10人以上いるFacebookアカウントが必要という。Facebookのタイムラインに投稿することは一切なく、Facebookの友達には表示されない機能を実装。このように、プライバシーに配慮した機能を付けているため、安心して使えそうですね。
② プロフィール項目作成

年収・学歴・職業などの記載項目を用意。これらの項目は「一緒に生活することも視野に入れていて、パートナーを探している方が、気になっている情報」(高田さん)ということです。確かに見た目も大事ですが、真剣に付き合えるパートナーには、こういう項目を求めるかも。顔写真については、Facebookの使用写真が自動的に反映されますが、手動で好きな写真への変更が可能です。
③ 自己紹介文の記入

例文を2種類用意されているそうですが、「ご自身の魅力を思う存分書いたほうが良い」とのこと。確かに、入会の可否に影響したりや、他の会員に見られたりする項目なので、しっかりと書いた方がよいでしょうね。ちなみに、性的な内容を連想させる文章は、Bridge(ブリッジ)のコンセプト(真面目な出会いの場の提供)と合わないため、入会をお断りしてしまうそうです 。
④ 相手の希望条件の入力

年齢・希望エリア・年収について、希望条件を記入します。ただ、希望条件が厳しすぎると、紹介候補者が限定されすぎてしまうため、お断りしてしまうそう。「希望条件について、絶対に譲れない項目は少々厳し目に、そうではない項目は緩め目に設定した方が、多くの候補者をご紹介できると考えています」(高田さん)ということでした。欲張り過ぎてしまうと、入会すら出来ないので注意が必要ですね。
⑤ 身分証の撮影画像の提示

身分証の撮影画像は、入会審査時のみの確認となるそう。アプリ上に表示されることは一切なく、情報はエイジィにて厳重に管理。身分証などの個人情報を見せるのに、抵抗を感じるユーザーに配慮しているのですね。
2.審査実施

会員申請も終わると、いよいよ入会審査に進めます。審査期間は、一日程度掛かるそう。
3.審査通過(利用開始)

審査通過後に、会員費をお支払い。料金体系は下記となっています。1ヶ月プランよりも月額が安くなるということで、3ヶ月プランに加入してみます。
料金体系

プロフィール項目の追記
利用開始前に、マイページ内のプロフィール項目を追記。「詳細な情報を入力しておくことで、相手に対して、自分の人柄や特徴が伝わりやすくなるからです」(高田さん)とのこと。確かに、自分が候補者を見る時も、プロフィールが充実しているほうが、判断がつきやすいですからね。

基本・詳細プロフィール
基本プロフィールに10項目、詳細プロフィールに15項目を用意。パートナーを選ぶ上で意外と重視されている、「喫煙の有無」が有るのは、良いと思います。 また、「初回デート費用」(全部支払う派、割り勘派)や「「チャームポイント」(肌の色、顔の特徴など)、社交性(聞き役か、話し役か)」など、結構細かいですね。ただ、詳細情報があると、相手を選ぶ時の段階で、判断がつきやすいので、便利だと思います。
やり取り開始
Bridge(ブリッジ)では、独自のアルゴリズムを駆使しながら相性の良さを判定し、相手を紹介する機能が備わっているそう。さらに、紹介結果を学習するため、ご紹介精度は、使っていくうちに上がっていくとのこと。

希望しない場合は画面を左に、希望する場合は、右に移動。仮に移動すると、、、おっ、マッチングしましたね。これで、メッセージのやり取りが出来るわけですね。

独自のアルゴリズムで、より条件に近い候補者を紹介可能
Bridge(ブリッジ)では、独自のアルゴリズムを駆使しながら相性の良さを判定し、相手を紹介する機能が備わっているそう。さらに、紹介結果を学習するため、ご紹介精度は、使っていくうちに上がっていくとのこと。
試してみた感想
今回のBridgeの開発企業(エイジィ)の高田さんが言うとおり、入会審査を厳格化したり、完全有料会員制にしたりするというのは、他のゲイ向けのマッチングアプリには無い機能ですね。秘匿性を保持出来るという点などから、ハイクラス層の方にピッタリだと思いました。これからの盛り上がりを、見守っていきたいと思います!