家族(両親・兄弟)はゲイを受け入れられるか実験してみた!
- 掲載:2015年07月11日
- 更新:2015年07月21日
- ライフスタイル
時に私は、周りの人がゲイに対してどんなイメージを持っているのか、聞いてみたくなる時があります。
そこで今回、身内をターゲットに色々と質問を投げかけてみました。 とあるゲイ家庭の反応をレポートして参ります!
ゲイに対する両親の考え
まず最初のターゲットは両親です。
その時、テレビではマツコデラックスさんが自身の過去を語っている最中でした。
私:「2人はマツコさんの事をどう思ってるの?」
父:「面白い人だと思う。」
母:「苦労された人なんだね~。」v
そこで次は、核心に迫る問いかけをしてみました。
私:「もしマツコさんみたいな人(ゲイ)が身近にいたらどうする?」
母:「面白いと思う。」
少なくとも母親は、ゲイに対してウェルカムな反応を示してくれました。 ですが父親は、意味深に口を閉じて黙ってしまいました。
きっとそれが、今の父親の素直な反応だったんでしょうね。
意外だった妹の反応
続いて妹にも、同じような質問を投げかけてみました。
すると意外な反応が返ってきました。
妹:「めっちゃ楽しそうじゃん!ゲイの人と友だちになりたい!」
実は妹は海外ドラマにハマっており、その影響を少なからず受けているようでした。 海外ドラマではゲイキャラが多く登場する傾向があり、女性とフレンドリーな関係で描写される事が多々あるわけです。
また一方で、今の若い女性の間では「ゲイ友がいる事が一種のステータス」になっている印象も受けました。
ですが驚いたのはこの後です。
妹が続けてこのような事を口にしたのです。
妹:「あんたはいつになったらカミングアウトするの?ゲイなんでしょ?」
私:(・・・。なぜ知ってるコイツは!。)
正直焦りましたが、あくまで妹は私が男友達とよく遊ぶ姿を見て、からかっただけのようでした。
ですが妹は昔から何かと頭の切れる子です。
私がカミングアウトをする時は、まず妹からしてみたいと思います(笑)。
親戚の辛い一言
親戚:「早く結婚して両親を安心させてやれ!」
親戚のおじさん達に会うと、ほぼ毎回聞かされるセリフです・・・。
やはりおじさん達の世代にとっては、「結婚=親孝行」という考え方が普通なわけです。
ですが私にとって、この方程式は重りにしかなりません。
少なからず今の状態では、親戚や両親を不幸にしてしまうからです。
私たちゲイがカミングアウトをする時は、こうした世代の価値観が少なからず壁となりそうですね。
まとめ
今回、身内を中心にゲイに関する話題を振ってきましたが、両親の反応は想定内のものでした。
ただカミングアウトをするとなると、そこには価値観の違いや世間体という壁も少なからず立ちはばかる事になります。
ですが今の私は、それでも前向きにカミングアウトを考えています。 それもこれも「きっと両親なら分かってくれる!」という想いがあるからこそです。
カミングアウトを考えているゲイの方は、ぜひ些細な質問から両親に投げかけてみてください。 焦らずゆっくり環境を作っていきましょう!
この記事を書いた人
ライター業に勤しむアラサーのゲイです。 旅行が大好きで、暇さえあればどこかに出かけています。ゲイティーを少しでも盛り上げていけるよう、頑張ります! ちなみにカミングアウトはまだしておりません。