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今回はメキシコで先住民族が多いオアハカ州オアハカをご紹介します。

オアハカに行った目的は、世界遺産のモンテアルバン遺跡！
メキシコシティ発、オアハカ行きの飛行機に乗り込み、1時間も無いフライトで楽ちん。

飛行機でそろそろかな?と思っていたその時、左側の窓から山のてっぺんに 遺跡らしき物が見えるではないですか。

写真で見たものと同じ!そう、モンテアルバンなのです｡ 飛行機から見えるくらいスケールの大きいモンテアルバンの初対面はインパクトがとてもありました。

とても堂々として、凄かったです｡
余りにも感動してしまい、写真を撮り忘れてしまいました。

さて、オアハカ空港に到着して車でホテルまで移動、ホテルに入ってすぐソカロ広場に行きました。

ソカロ広場付近

ソカロ広場では沢山のオアハケーニョ(オアハカの人とのこと)がいました。 何故か平日にもかかわらず大人がボーっとして広場のベンチに座っているのです。

新聞読んだり、靴を磨いてもらっていたり、レストランのテレビをベンチから見ていたりと色々ですが、これは不思議でした。非常にのんびりしているオアハケーニョです。

(メキシコの地方でよく見かける光景で、私はメキシコマジックの一つと言っています)

聞いた話ではこのソカロは出会いを求めるLGBTたちが落ち合うスポットになっているとか。

サントドミンゴ教会

ソカロ広場から5ブロック(徒歩にて約5～7分)に位置するこの教会はメキシコを 代表するバロック建築なのです。

世界遺産にも指定されているだけあって、中の主祭壇はスゴイの一言。

先住民文化とキリスト教文化が融合されできた「生命の樹」の彫刻は、 古代人の死と再生のシンボル、キリスト教のファミリーツリーが合体し2つの異なった 宗教観が一つになってできた彫刻です。

一見の価値があり黄金色に輝いている祭壇はおもわず、うっとりみとれてしまいます。

良く結婚式も行われるそうで、丁度私がいった時も結婚式がありました。 確かにここで結婚式が出来たら一生の思い出になるでしょう。

また、周りにはメキシコらしくリュウゼツランが可愛く植えられていて、リュウゼツランに見慣れているのに、写真をたくさん撮ってしまいました。

オアハカ地方博物館

モンテアルバン、ミトラ、その近郊の遺跡から出土品等が豊富に展示されています。

元は修道院だった建物を改装した博物館で、時代別に部屋が分かれているので非常にわかりやすいです。しかしとても大きな博物館なので全部見るには大変でした。

遂に今回の目玉の日がやってきました。モンテアルバン&ミトラ&トゥーレの木です。

トゥーレの木

アメリカ大陸最大の木で高さ42メートル・幹回り58メートルあるこのトゥーレの木は はじめ見たとき沢山の木が重なっているのではないかと思ったくらいです。

とても1本の木とは思えない程の太さ！樹齢2000年以上とのことです。 近くには1000年以上という木もあります。

余程遠くから撮らないと写真に収まらない大きさなのです。

ミトラ遺跡

モザイク模様の遺跡として有名なミトラ遺跡。
車で到着した途端、さすがにそのモザイクの美しさにうっとりしました。

こ

こミトラは遺跡の大きさとしては小さい方なのですが、モザイク模様の美しさ・ 大きな石柱群は一見の価値有り。

モンテアルバンを放棄したサポテカ人が宗教の中心地として高僧が居住した遺跡だそうです。

モンテアルバン

いよいよ今回のメインイベント モンテアルバン。
先ほども書きましたが山の天辺につくられたモンテアルバンはオアハカ盆地を見下ろせ、その眺めは爽快。

このモンテアルバンは中央アメリカ最古の遺跡で、最も高度な文化的水準を誇っていたそうです。

しかし、ミトラなどの都市を築きはじめ、次第にモンテアルバンは放棄されていったと言われています。放棄された決定的な理由は未だ謎に包まれています。

モンテアルバンの人口は一番多い時期(最盛期500～750年)で2万5000人までいたと言われています。

次回は、このためだけにでも訪問したい!オアハカの民芸品たちをご紹介。

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