ノンケとゲイの違い。みんなが思う普通ってなに?

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ゲイである私は、ある日、ふと次のような事を思いました。 「この世の中には《普通という名のものさし》が存在するんじゃないかな?」

例えば私たちゲイは、ノンケの男性と違って「普通じゃない!」とよく思われます。 その理由は単純で、ノンケと違い同性を好きになってしまうからです。

もちろん良き理解者や、私たちの事を普通に受け入れてくれる人たちも、周りにはたくさんいます。 ですが私たちゲイの事を「普通でない」と見る視線を、少なくとも私はまだ感じて生きています。 だからこそカミングアウトを親には未だにしていませんし、友だちにも言わないままでいます。

今回は私が感じた「普通とは何か?」について、感じた事・思った事をお伝えできたらと思います。

普通とは世間体の事!

《普通という名のものさし》を分かりやすく言うと「世間体」の事です。 先ほども述べたように、私が親にカミングアウトをしない理由は、親が「世間帯」を気にするからです。

  • 「息子は変だ!と周りの人から見られたらどうしよう?」
  • 「ゲイの家庭と思われたらどうしよう?」

私の両親がどこまで思うかは分かりませんが、少なくともカミングアウトをした際、それに近い事は思うはずです。

ただ両親がこのように思ったとしても、それはそれで仕方のない事だと思います。 なぜなら社会で暮らしている自分たちが、社会のどの一角にいるかを知るために世間体を気にする事は日本においては必要不可欠だからです。

よって私たちゲイが生きていく上で、世間体というものさしを意識しておく事は、とても大切な事だと思います。

私たちゲイの中にあるものさし

実はゲイである私たちこそ、《普通という名のものさし》をよく使う傾向にあります。
分かりやすい例が自己否定です。

  • 「僕ってどうして男の子が好きなんだろう?」
  • 「周りの男子と違って何だか変・・・。病気なのかな?」

こうした自己否定は、全て男性の多数を占めているノンケと自分を比較する事で起こります。
つまり私たちゲイの多くは、知らぬ間に世間体を意識しすぎて、自らを追い込む傾向があるわけです。

仮に今、ゲイである事に悩んでいる人がいれば、あまりに世間体を気にしすぎていないか、一度確認してみて肩の荷を下ろしてみてください。

例えるならゲイは曲線!?

ものさしは長さ・基準を計るだけでなく、キレイな線を描く際にも使われます。 そのものさしで引いた真っ直ぐな線は、例えるなら世間体のようですね。

ただものさしを使わずに描く曲線も、また味があって良いものです。 また世にある物のほとんどは、そんな直線や曲線が交じり合って見事な形を成しています。

ですが、「それはそれで大事な役目をしている!」

そう思うと、ほんの少しだけ気持ちが楽になりませんか?
ゲイとして、素敵な曲線を様々な色で描いていきたいですね。

この記事を書いた人

てっちゃん

ライター業に勤しむアラサーのゲイです。 旅行が大好きで、暇さえあればどこかに出かけています。ゲイティーを少しでも盛り上げていけるよう、頑張ります! ちなみにカミングアウトはまだしておりません。

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