議員を目指すゲイの真意とは!?

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ゲイの世界では大きな支持を集めている石川大我さん。
惜しくも去年の国会議員選挙では敗れてしまいましたが、同性愛を公言し日本の選挙に挑む姿は世間に大きな影響をもたらしました。

そこで、彼をそこまで行動させた真意を覗いてみましょう。

同性婚制度をつくりたい

石川さんをここまで奮起させたのは、やはり同性婚制度が主題でした。日本の世論調査によると、同性婚への賛成派は約40%。この数値は、アメリカで最初に同性婚がテーマになった時よりも高い結果です。

現在は州ごとに同性婚が認められているアメリカの状況を見ると、日本も同性婚が認められる日はそう遠くはないように感じます。

学生時代からの思い

最初に同性愛者だと意識したのは、中学2年生の時だったようです。同性愛というものを認識し、親や兄弟、友人にはなかなか打ち明けられないものだと考えました。

明治大学法学部に入学してからは、LGBTについてのテーマを取り上げたいと考えてはいたものの、教授の意向を考えては取り組めないでいました。

それからネットに出会い、同じ境遇の人がたくさんいることを知ったことが、彼の悶々としていた社会改革への思いが開花しました。

同性婚合法化によるメリット

同性婚の最大のメリットは法律のルールに則って生活できることだと言います。家族としての保証がない場合、急な病気になった際の面会権や遺族相続、不動産や保険の手続きなど様々な場面で同性愛者カップルは門前払いをくらってしまいます。

男女のカップルと同様、お互い愛し合っている関係にも関わらず、こうした条件をクリアできないのは問題があるという主張です。

今後の展望

現在、LGBT支援のためのNPO法人ピアフレンズ代表理事を務めている石川さんは、これからも率先的にLGBTの1人して活動していきたいと考えています。選挙での敗因は、日本の関心のなさであると言います。

メディアではおネエブームと称され、たくさんのセクシャルマイノリティの方々が活躍しているのを拝見しますが、同性婚というテーマに対しては、まだまだ周知されていない課題です。

石川さんを筆頭に、年齢問わずたくさんのゲイの方々がちょっとした活動をするだけでも、それが集まると大きな力になるのではないでしょうか。

石川さんの選挙活動の中では、Twitterで拡散してくれた人や、ゲイのアーティストが美術周りを手伝ってくれたと話しています。まずはLGBTの当事者が少しずつ同性婚に対する人権問題を意識していくことが大切なのかもしれません。

この記事を書いた人

熊助

平成生まれの執筆狂です。座右の銘は、適材適所。アイドルと筋肉をこよなく愛する仕上がりになっています。友人、家族にもオープンなゲイです。オープンな方、そうでない方、ともに楽しめるサイト作りをしていきたいと思っています。

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