ゲイが恋人や結婚について聞かれた時の対応方法
- 掲載:2015年09月24日
- 更新:2015年09月25日
- ライフスタイル
社会生活や学生生活の中ではノンケを演じてる方がゲイには多いと思いますが、そんなゲイにとって解答に悩まされる質問、
- 「○○さんは彼女いるんですか?」
- 「○○くんはそろそろ結婚しないんですか?」
同僚にしろ親族にしろ、聞いてる方は悪気は無いんだろうけど(むしろ心配してくれてる場合もあり)ゲイにとっては厄介な問い掛けですよね。
ずっと恋人が居ないことにし続けたり、ある程度年齢を重ねているのに未婚の場合は「プライベートでは凄く変わった人なのかも…」「もしかしたらゲイだから結婚しないんじゃない?」なんて噂も出てきてしまいます。
筆者が今まで色んな人から聞いた中から「これは使える!」と感じた、ノンケや親族からの恋人や結婚に関する質問への解答例を紹介したいと思います。
解答例1「遠距離恋愛してます」
遠くに彼女がいる設定にしちゃう作戦です。
付き合っている最中に恋人が海外へ長期出張になってしまったことにすれば「普段のデートは何してるんですか?」など、普段の恋人との日常に関する面倒な追撃に対しても「年に1,2回しか会えないので」と、無理なく回避することが可能になります。
結婚に対して聞かれても「いつ日本に戻ってくるか未定なので結婚はまだまだ先ですかね~」と上手くかわすことができるので、かなり使える解答だと思われます。
解答例2「別れたばかりで…」
この解答を使う場合は演技力が必要となります。
虚ろな眼差し+悲壮感満載の表情で「もうこれ以上は聞いてくれるな」というオーラを全身から発しながら言い放つのが重要です。
ただ、相手がちょっぴりオツムの弱い系の人だと、
- 「え?どうして別れちゃったんですか?」
- 「いい人紹介しますよ!今度、合コンしましょ!」
- 「だったら私が彼女になりますよ!」
こういった、余計なお世話が発生する場合も有り得るので「別れたばかりで…」と言う瞬間にどれだけ『これ以上触れてはいけない感』を相手に与えられるかが大事になります。
この解答は演技派な人向けですね。
解答例3「実はバツイチなんです」
先程の「別れたばかりで…」と似た解答にはなりますが「離婚」というセンシティブなワードを使うことにより、相手にこれ以上は触れてはいけないという意識をより一層強く植え付けることが可能です。
今の時代、離婚はノンケ夫婦でも珍しいことではなくなって来ていますし、バツイチ程度では偏屈者だと周囲から見られる可能性も低くなってきています。
この解答は年齢を重ねれば重ねる程、リアリティさが増す解答だと言えます。
再婚について聞かれても「もう結婚は考えてないです」と言ってしまえばOK!
総括
今回紹介した解答はどれも結果的に嘘を吐くことになってしまいますが、まだまだゲイに対して理解が薄かったり、偏見を持っている人も多いのが現状の世の中、それも仕方ないのかなと思います。
早く「自分はゲイで彼氏がいます」と堂々と胸を張って言える国になればいいなと切に願います(筆者の場合はまず彼氏作らなきゃいけないですけど)。
この記事を書いた人
職場でカミングアウト済みのwebデザイナー(30代前半)。店子やゲイバーのママもしてきた自分の知識や経験で、皆さんの毎日をキラキラしたモノにする記事を書ければと思います。