ゲイ(同性カップル)が子供を育てることに賛成・反対意見
- 掲載:2015年08月17日
- 更新:2016年03月07日
- オピニオン
ゲイカップルの中でも、子供が好きな人たちや子どもを育てたいと思っている方もいらっしゃると思います。
ゲイの中でも、男同士で育児をし、子供を育てていくことに対して、賛成・反対、様々な意見があります。
欧米では、体外受精や人工授精、代理出産、養子縁組などによって、ゲイカップルが子供を持ち、育てることは珍しくはなくなりつつありますが、同性婚や同性パートナー制度が認められていない日本においては、その実態はあまり知られていません。
賛成派の意見
- 子供を愛することに性別は関係ない。
- 愛する人との間に子供が欲しくなるのは自然のこと。
- 第三者が口を出す事じゃないから。
- 同性愛者と異性愛者に幸せの違いがあってはならない。
- 社会の変化を受け入れないことは、逆に不自然である。
反対派の意見
- 生物学上、同性の間には子供はできないから。(自然の摂理に反する)
- 子供は親を選べないから。
- 宗教上、同性婚が認められていないから。
- 社会的な制度や保障がない状態で子供を育てることはリスクが高い。
- 子供は親の所有物ではないから。
- 自分が子供の立場だったら嫌だから。(子供がかわいそう)
このように様々な意見がありますが、皆さんはどのように考えますか。
日本にいると、ゲイ(男同士)に育てられた人やお父さんが二人いる子供に会う機会は滅多にないと思いますが、アメリカやカナダ、オランダなどLGBT先進国と呼ばれる国々では、ゲイが子供を育てている多くの事例があります。
同性婚や同性パートナーシップ制度などで遅れをとっている日本でも、そろそろこうした問題についても考え始めなくてはならないと思います。