ゲイとレズビアンが主演の映画祭(TILGFF)とは!?

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みなさんはセクシュアルマイノリティの映画祭「東京国際レズビアン&ゲイ映画祭」をご存知でしょうか?

カンヌ国際映画祭や東京国際映画祭など有名な映画祭は数ありますが、レズビアンとゲイの方にも意外と知られていない映画祭が毎年夏に行われています。

一般の映画でセクシュアルマイノリティが日の目を浴びることはあまりありませんが、この映画祭ではレズビアンとゲイの方がフューチャーされています。

では、実際に詳細を見ていきましょう。

映画祭の成り立ち

1992年に始まって以来、今年で24回目を迎えます。同性愛者だけでなく、トランスジェンダーやバイセクシャルも含めた多様性のある自由な社会を目指して始まりました。

中野サンプラザで行われた小規模な映画祭から始まり、規模は徐々に拡大し現在では毎年7000人の顧客を集うイベントとなりました。

では、最も話題となった作品を2つ上げていきます。

最も話題となった作品

ファザーレス-父なき時代

「ファザーレス-父なき時代」は1998年の映画祭が上映され話題を呼んだ茂野良弥監督の日本映画学校での卒業制作作品です。

イタリアのフィレンツェの映画祭で上映された際、この作品は賞の対象だと諸国の学生たちによる署名運動が動き、その結果「スチューデント・チョイス」という臨時に作られた賞を受賞しました。

セクシュアリティに悩む1人の専門学生の男性のドキュメンタリー映画となっており、等身大の人間を映し出した映画となっております。

美少年の恋

「美少年の恋」は1999年の映画祭で上映され、第15回東京国際ファンタスティック映画祭にも出品されました。

香港を舞台に男性相手に体を売る男性が純愛を巡る4人のラブストーリーになっております。恋愛模様を繊細にタッチされており、同性愛ならではの苦悩も描かれた作品となっております。

映画祭の意図

公式ホームページによると、当映画祭はお祭りであると表現しています。あまりテーマとして扱われないセクシュアルマイノリティをこうしたお祭りで楽しむことにより、多様性を社会にアピールすることを目的とします。

ゲイである筆者の感想を言うと、こうしたセクシュアルマイノリティの社会的な運動は同じ境遇の人たちに、自分は間違っていない、1人ではない、と励ましのエールになると考えています。

こうしたきっかけがないと、友人にも言えない、ましてや家族にも言えない状況で1人抱え込んでしまうことになってしまいます。

当映画祭ではまさにそんな等身大の自分が大きなスクリーンに映し出される。作品を楽しむだけでなく、作者の意向も汲み取りながら見てみると、また違った角度で自分自身と向き合えるかもしれませんね。

第24回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭
http://tokyo-lgff.org/2015/

この記事を書いた人

熊助

平成生まれの執筆狂です。座右の銘は、適材適所。アイドルと筋肉をこよなく愛する仕上がりになっています。友人、家族にもオープンなゲイです。オープンな方、そうでない方、ともに楽しめるサイト作りをしていきたいと思っています。

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