メキシコのプライド・パレード(ゲイプライド)の取材レポート

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本来であれば、オアハカ特集が続く予定だったのですが、急きょ今回は変更をしまして、メキシコのプライドパレードをご案内します!

2015年6月27日、メキシコのメインストリートでプライド・パレードが行われました。

この時期は世界各国でプライド・パレードが行われますが、メキシコのプライド・パレードはあまり情報が無いと思われるので、今回、私が見てきた情報をお送りしたいと思います。

調べてみたらメキシコのプライド・パレードは、1979年から毎年開催されているそうです。

今年で37回目(1回目は1978年のキューバで、それもカウントされているそうです)。事前に入手した情報だと、午前10時からメキシコのメインストリート「レフォルマ通り」の「独立記念塔」からスタートと聞いたので、10時に行ったもののさすがメキシコ...

まだ始まる様子が無い・・・。人も少ない・・・。しかし、何故か賑やか。

行き交うLGBTの方達が体全身で美しさや喜びをアピールしている様子が伺えます。

そして、タクシーで続々とやってきます。タクシーから降りるや否や、この日のために用意したんだろうと思われる衣装で身を包み「私の写真を撮って」と言わんばかりにカメラを持っている私の目の前でポージング。写真を撮り「グラーシャス!」(ありがとう)。

フリーダ・カーロの格好をした人、遠く地方から来たチーム、日本やアジアをイメージしたカップル、テレビのインタビューを受けているLGBTの人や、カップルで仲良く参加している人、更に気に入ったトレーラーに一緒に乗り込み踊り始める人など、自由そのもの。

そんなLGBTの人達の写真を撮っていたら時間が足りないくらい。 ステージではダンスを披露している団体が更に場を盛り上げていて、 始まって間もないのに、凄いエネルギーが周りから伝わってきます。

驚いたのがステージには手話の人がいて、司会が言っていることを手話で通訳している人もいました。もう、右見ても左見ても前見ても後ろ見ても、どこを見ても賑やか。

気が付いたら周りは人・人・人。そして、10:30からパレードがスタート。 チャーロと呼ばれるメキシコの馬術師の格好をしたメキシコの雰囲気満載の騎馬隊から 始まり、続いて色々なデザインを飾り付けした大型車が連なってきます。

乗っている人も一人一人が華やかな衣装を身にまとって満面の笑顔でこちらに手を振ってくれます。カラフルにデコレーションをした大きなトレーラーやバンタイプの車が次々とやってきては、爆音のリズムに合わせダンス。

観衆に投げキッスをしたり、自分たちのお店のチラシやグッズを投げたり、ポールダンスをしていたりと、兎に角、各車さまざま。

どの車にも人が群がり記念撮影をしたり、こっちに頂戴!と叫んだり、人によっては荷台に乗って一緒に踊り始めたりと大賑わい。特に人気は「OSO」=「熊」の車。周りには沢山の人がいました。

それもそのはず、このOSOというはバーの名前なのですが、LGBTの方専用でも女性は入れないというバーなので興味津々の人達が多い様子。 レフォルマ通りでは、レインボーフラッグをはじめ、派手なカツラやサングラス、飲食出店等々盛りだくさん。

パレードは、のちのニュースの報道によると16,000人が集まったとのこと。 どのようにカウントしたのかは不明ですが、兎に角ものすごい人・人・人。
そして、1人1人が満面の笑顔でした。

日本のLGBTの方達がメキシコのこのパレードに参加したら、メキシコ人からものすごい人気者になれ、パレードはさらに賑やかで盛大になるだろうなと思いました。

是非来年メキシコのプライド・パレードに参加してみませんか?
今回は写真を多く見てもらったほうが良いかと思い、文章が少なめです。少しでも メキシコのプライド・パレードを分かってもらえたら光栄です。

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MEXICO KANKO S.A.DE.C.V. (担当:宮良)

この記事を書いた人

メキシコ観光パートナー企業

宮良 高雄

見た目は日本人、国籍はメキシコ人。メキシコで生まれ、幼少時、日本に9年間住み、現在はメキシコに在住。奥が深いメキシコを少しでも多くの方に知ってもらいたく、日本とメキシコの架け橋になることを目標に日々頑張っています。是非メキシコにいらしてください!きっとイメージが変わることでしょう。

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