ゲイと歩く!お遍路・四国88ヶ所の旅(お参り編)

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前回のお遍路記事に続き、今回は各霊場における「お参りの仕方」を中心にお届けしていきます。お遍路旅に興味のあるゲイの方に、少しでも参考になる情報を提供できたらと思います。

事前知識

  • 本堂・・・寺ごとの仏が祀られている場所
  • 大師堂(だいしどう)・・・弘法大師(空海)の像が祀られている場所
  • 納経(のうきょう)・・・お経を寺に納める事。
  • 納札(おさめふだ)・・・各霊場に納める札。巡礼した回数によって、色分けがされている。
  • 読経・・・お経を読んでお寺に収める事。
  • 写経・・・お経を書き写してお寺に収める事。

お参りの流れ

まず基本的なお参りの流れは、以下のようになります。

  1. はじめの一礼
  2. 手と口を清める
  3. 本堂にお参り
  4. 大師堂にお参り
  5. 納経所でご朱印を頂く
  6. 終わりの一礼

37番札所「岩本寺」を例に、お参りの流れを具体的に見ていきましょう!

1. はじめの一礼

こちらが岩本寺。
寺に入る際は、必ずこの場所で一礼をしましょう。
間違っても手を叩かないように!

2. 手と口を清める

お寺に入ると、必ずこうした場所があります。
しっかり手と口を洗って清めておきましょう。
(ワンちゃんがいたので一緒にパシャリ!)

3. 本堂にお参り

本堂では、以下の流れでお参りをします。

  1. 納札を納める
  2. ろうそく1本と線香3本をあげる。
  3. お賽銭をあげる
  4. 納経する

※他人のろうそくからのもらい火はNG行為!
※線香を3本あげるのは、仏教用語の三密によるもの。
※納経の際、大抵の人は読経を選ぶ。

4. 大師堂にお参り

大師堂でも、本堂と同じ流れでお参りします。

  1. 納札を納める
  2. ろうそく1本と線香3本をあげる。
  3. お賽銭をあげる
  4. 納経する

ろうそくや線香をあげる際は、後の人が困らないよう、必ず奥からあげていきましょう。

5. 納経所でご朱印を頂く

お参りが終わったら、ご朱印を頂く事を忘れずに。
これは「お寺に納経した際の受付印」として頂けるもので、多くの人が記念として集めています。

ご朱印を貰う方法は以下の3通りです。

納経帳

専用の帳面にご朱印を頂く方法です。

白衣

お遍路さんの着る衣装に頂く方法です。

納経軸

大きな掛け軸に頂く方法です。

せっかくなので、我が家にご朱印があるかどうか聞いてみました。

  • :「掛け軸とかないよね?」
  • :「あるよ!」
  • :「!!!」

家宝と呼ぶにふさわしい物でしたが、押入れの中で眠っていたのは内緒です・・・。
ちなみに以下の写真は、今回お邪魔した岩本寺のご朱印です。

達筆すぎて読めません(笑)

6. 終わりの一礼

意外と忘れやすいのが、寺を後にする際の一礼です。
「礼に始まり礼に終わる」という事ですね。

まとめ

四国88ヶ所巡りは、ある程度の決まりごとはあるものの、誰でも気軽に楽しめるのが特徴です。

時間をかけてゆっくり周るも良し!
道中で温泉や喫茶店を楽しみながら周るも良し!です。

また道中にはたくさんのお遍路さんがいます。 分からない事は聞いたり真似たりして、実際に覚えていくと良いでしょう。

一人でも多くのゲイの方が、お遍路に興味を持っていただければ幸いです。

【オマケ】本格コーヒーはいかが?

岩本寺から続く一本道を、100mほど歩くと、緑で覆われた家を発見できます。

ジブリ作品に出て来そうな家ですが、実はここ、老舗の喫茶店なんです。

「世界のコーヒーを楽しめる!風流茶房・淳(じゅん)」

私も何度か行った事がありますが、挽き立ての本格的なコーヒーを楽しむ事ができてお勧めです。 また内装はレトロ感の漂う店内となっています。
岩本寺を訪れた際は、ぜひ立ち寄ってみてください♪

この記事を書いた人

てっちゃん

ライター業に勤しむアラサーのゲイです。 旅行が大好きで、暇さえあればどこかに出かけています。ゲイティーを少しでも盛り上げていけるよう、頑張ります! ちなみにカミングアウトはまだしておりません。

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