「伊勢丹メンズ館」と「阪急メンズ東京」を徹底比較

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東京には、「伊勢丹メンズ館(ISETAN MEN'S)」と「阪急メンズ東京(阪急MEN'S TOKYO)」の2大メンズ専門の大型デパート・百貨店があります。

この2店は、最新の男性ファッションの発信地でもあり、世界からハイクラスなファッションアイテムを集めることで、ファッションに敏感な人が多いゲイにもとても人気の高いお店でもあります。

さて、今回はそんなゲイにも人気な「伊勢丹メンズ館」と「阪急メンズ東京」を比較してみたいと思います。結論を最初に言っておきますが、どちらもステキなお店なので、選ぶのはあなた次第ですw

お店のプロフィール

伊勢丹メンズ館

百貨店業界で売上No.1である「三越伊勢丹」が運営する伊勢丹メンズ館は、 1968年に「男の新館」というメンズ館の前身になる日本で初めて男性専門の百貨店をつくったパイオニアであり、今では業界のトップリーダーとも言えるでしょう。

休日は大変賑わっていますが、平日も夜になると、”仕事帰りのサラリーマンが来店し、仕立てたスーツを受け取る”そんなかっこいい男性の姿を目にすることができる、まさに男のロマンが詰まった百貨店です。

阪急メンズ東京

東の伊勢丹に対し、西の阪急が東京に出店したのが「阪急メンズ東京」です。有楽町阪急を全面改装し、2011年に誕生した新しいメンズ専門の百貨店です。

阪急では地元である大阪に「阪急メンズ大阪」を2008年に開業していて、ここで培ったノウハウを東京に持ち込んだ形になります。

立地(交通アクセス)

伊勢丹メンズ館

伊勢丹新宿店は、新宿駅東口から新宿通りをまっすぐ約7~8分歩いた場所にあるデパートです。(ちなみに、新宿駅からは地下道を通って外に出ずに行くこともできます。)

そして、副都心線の開業と、東急東横線との乗り入れ運転によって、横浜方面や埼玉方面からアクセスが格段に良くなり、新宿三丁目という駅を利用すると、徒歩1分で伊勢丹に行くことができるようになりました。

メンズ館は、新宿通りに面している伊勢丹本館のちょうど裏手にあり、本館とは別棟にあります。(メンズ館は靖国通りに面しています。)

新宿と言えば、我らがゲイが集まる世界でも屈指のゲイタウン「新宿二丁目」がありますが、新宿二丁目から一番近いデパートということもあり、金曜や土曜の夜になると伊勢丹のそばで待ち合わせをしているゲイの集団がいたりします。

阪急メンズ東京

JR有楽町駅の銀座口から徒歩1分のところにあり、ビジネス街の東京丸の内・新橋エリアに至近で立地柄と水~金曜日は夜9時まで営業していることから、平日でも仕事帰りのサラリーマンがゆっくりとスーツやファッションアイテムを選ぶことができます。

そして、新宿二丁目、上野の次にゲイバーやゲイ向けのお店が集まっている第三のゲイタウン新橋からも目と鼻の先ということもあり、”仕事帰りに阪急メンズ東京に寄って、ゲイバーで一杯飲みにいく”そんなゲイの方もいらっしゃるようです。

売場面積・フロア

実は両店舗の売場面積はほぼ互角で、地下1階~地上8階と構造も同じだったりします。 フロアごとの配置はそれぞれ違いあり、特徴が出ています。

伊勢丹メンズ館

売場面積

約10,000㎡

フロア

  • 8F・・・イセタンメンズレジデンス
  • 7F・・・オーセンティックカジュアル、ゴルフウェア
  • 6F・・・コンテンポラリーカジュアル
  • 5F・・・ビジネスクロージング
  • 4F・・・インターナショナルラグジュアリー(ブランド)
  • 3F・・・インターナショナルデザイナーズ
  • 2F・・・インターナショナルクリエイターズ
  • 1F・・・シャツ、ネクタイ、アクセサリー、メンズコスメ
  • B1F・・・靴、鞄

地下1階の靴売り場は圧巻。高級靴がズラっと並んでいて、休日になると靴のサイズを合わせる男性で大賑わいのフロアです。

おしゃれビジネスマン行きつけのフロアである5階のスーツ売り場ですが、「世界No.1のテーラークロージングフロアの確立を目指す」と銘を打ち、伊勢丹メンズ館でも力が入っているフロアになります。

最上階には「レジデンス」というフロアがあり、ライブラリー、リラクシング、ダイニング、ホームアラウンドの4つのカテゴリーの中で、インテリアやオーディオ、時計、そしてスパ(男性専用)やカフェなどが併設していて、上質なライフスタイルを好む男性の男心をくすぐるフロアとなっています。

阪急メンズ東京

売場面積

約11,000㎡

フロア

  • 8F・・・リフレッシュコート
  • 7F・・・クールトレンドスタイル
  • 6F・・・ライトモードスタイル
  • 5F・・・モダントラディッショナルスタイル
  • 4F・・・インターナショナルクリエーターズ
  • 3F・・・インターナショナルデザイナーズ、ドレスアップスタイル
  • 2F・・・インターナショナルデザイナーズ、リゾート&カジュアルスタイル
  • 1F・・・インターナショナルラゲージ&レザーグッズ
  • B1F・・・メンズアクセサリーズ

1階にあるお店の正面玄関から入るとまず目に飛び込んでくるのが、グッチやコーチ、プラダと言った世界有数のブランドのお店です。もちろん、メンズ専門の百貨店なので、男性に振り切ったラグジュアリーなアイテムがズラリと揃っています。

2階には高級ブランドのリゾート&カジュアルラインのアイテムが揃っていて、休日やバカンスでもファッションにはこだわりを持つファッショナブルな男性が上質のアイテムを選ぶことができます。

そして地下1階にはイギリスのグローバル情報誌「MONOCLE」が世界で初めて出店したカフェがあり、買い物をし終わった後に、おしゃれな店内でブレイクすることもできます。

客層

両店とも男性をターゲットしているので、当たり前だが圧倒的に男性客が多いですが、お店に行ってみると年代もそこまで大きな違いはないように感じます。

伊勢丹メンズ館

30~50代の男性が多く、場所柄、休日になるとアジア系の訪日観光客も多いのが特徴です。新宿は休日になると若者でごった返す街でもあるので、お客さんの中には、学生のような方もいたりします。

店員さん見ていると常連であろうお客様に対して「○○様、いらっしゃいませ。本日は何をお探しですか?」と接客にも上質さを感じる一面を見ることができます。

阪急メンズ東京

こちらも30~50代が多く、エリアとしては銀座が近いこともあって、あまり学生や若い人が多い印象ではありません。

入居しているビルがガラス張りの構造で百貨店内が明るく開放的なので、高級ブランドのお店でも入りやすく、また気軽に店員さんに話かけられるような雰囲気が特徴的です。

※本記事内の両店舗の情報は2014年8月3日現在に両店の公式サイトから確認したもので、最新の情報は公式サイトでご確認ください。

この記事を書いた人

くつロギー

ゲイティーの創設者で、普段はWEBサービスの企画やコンサルティングの仕事をしながら、コツコツとゲイティーを運営している20代アラサーゲイです。

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